アンチエイジングは長寿、健康、美容が3要素

古今東西、「不老長寿」は人々の憧れでした。ギリシャ神話など世界各地の神話や伝承には永遠の命についての物語がたくさん出てきます。富と権力を

手に入れた支配者・独裁者も「不老不死」への強い欲望を持っていた。

 

すべてを思うままにできる支配者・独裁者が最も恐れるのは、万人に等しく、確実に訪れる「死」だからでした。

 

当然ながらこれまでに、「不老不死」を手に入れた者はいません。人類の最長寿記録は、122歳で死亡したフランス人女性、ジャンヌ・カルマン(1875~1997)です。そこで、120歳前後が人間の長寿の限界と考えられています。

 

「アンチエイジング」の先進国はアメリカで、1992年にアンチエイジング学会が設立された。日本では、2003年に日本加齢医学会が発足した。アンチエイジングという言葉が広がり始めたのもこの時期からです。現在では、主に下記の三つの要素に整理することができます。

   第1:寿命を延ばす「長寿」

   第2:高齢でも元気な体を保つ「健康」

   第3:見た目の若々しさを維持する「美容」

もともと老化は、避けられない生理現象ととらえられてきました。

医療は、病気やけがを治すことが使命とされ、老化を防ぐ研究への関心は高くありませんでした。それが、今では日本加齢医学会も内科、歯科、皮膚科などさまざまな分野から医師が集まり会員数が7500人を超えました。

 

人間の寿命を確実に延ばす方法がみつかっているということではありません。日本加齢医学会では「加齢に焦点をあてた究極の予防医学」を標榜し、「健康寿命の延長」を具体的な目標としている。

 

「アンチエイジング」は、「長寿」「健康」にとどまらず、外見の若々しさというイメージも高まってきています、アンチエイジング関連商品は大きな市場を形成してきている。

 

「過去では支配者・独裁者だけに許されたアンチエイジングを、誰もが実戦できる時代になってきた。そのことが身体の美にとって”若さ”の重要性を高めてきています」