アンチエイジング:睡眠篇(3)

アンチエイジング:睡眠篇(3)

寝不足は万病のもと良質な睡眠について

 

世界で一番、睡眠時間が短い日本人

&show世界の睡眠時間

各国の睡眠時間を比較すると、日本人の睡眠時間は一番短く、6.4時間(6時間24分)という結果です。睡眠時間が短くなっているということは、現代の日本では充分な睡眠をとっていない人が多いと推測できます。

 

睡眠不足になると脳の働きが低下し、注意力が散漫になり、作業効率が落ちることはすでに実験で証明されています。

 

「それ以外にも、睡眠不足は肥満をもたらしたり、生活習慣病やアルツハイマー病などを引き起こすリスクをたかめることが、近年わかっています。」

 

睡眠時間と肥満の程度を測るBMIの関係を調べる研究では、睡眠時間は短くても長くてもBMIは高くなり、肥満の程度も高くなることが報告されています。つまり、寝不足だと太る、とはいえ、寝すぎても太ることが実験で示されました。

 

睡眠不足は万病のもと、睡眠不足は、その人にとって適切な睡眠時間が確保できないこと。ただ、眠りというのは生理現象で個人差が大きい。ひとりひとり必要な睡眠時間が異なり、「何時間眠れば大丈夫」という基準値がありません。自分にとってのベストな睡眠時間は”身体の声”に耳を傾けることで判断してください。

 

夜の光は貴女に悪影響を与える

 

「人間は本来、昼行性の動物で、一番覚醒している時間帯は午前10時~12時の間であるはずです。もしこの間に眠くなったり、体調不良を感じるようなら、適切な睡眠時間がとれていない、といえます。頭がさえてしっかり活動ができるようであれば、睡眠の量、質ともに充分で、問題なし、といえます。

 

また、食事や排泄も、睡眠と密接に関連しています。「毎日決まった時間に朝食をおいしく食べることができて、毎朝同じ時間に気持ち良く排便があればいまの睡眠時間で足りている、という身体からのメッセージだと思ってください。

 

ところが、この身体の自然なリズムがうまくとれない人が増えています。

「『眠れない・・・・・』と訴える人の話をよく聞くと、その原因として、ついつい夜更かしをしてしまう夜型の生活を送っていることが見受けられます。仕事柄、昼夜逆転の生活にうまく身体を慣らしている方もいますが、一般的には夜型生活を続けていると身体が適切なリズムを保てなくなります。夜の光が身体に与える悪影響があるからです。」