アンチエイジング:睡眠編(2)

より美しくなるための眠りのテクニック

 

体温を上げておく

眠りと体温には密接な関係があります。その理由のひとつに、人間の体は眠っている間に体温を下げて、脳の加熱を防ぐ働きがあるからです。大人は通常、5時~6時くらいに体温が最も高くなり、その後、急激に体温が下がって眠くなります。逆に、午前4時頃には体温が上昇して目覚めやすくなるのです。寝付きが悪い人は眠る2~3時間前に軽い運動をして体温を上げておくと、その調整のために体温が急激に下がって眠りやすくなります。

 

目覚まし時計は90分倍数に

私たちの体は、眠りにつくとすぐに、レム睡眠と呼ばれる浅い眠りに入ります。レム睡眠は約20分間続き、やや深い眠り、さらに深い眠り、熟睡(ノンレム睡眠)に入ります。

眠っている間は、このコースを約90分かけて進みます。そのため、すっきり目覚めるには、浅いレム睡眠の状態で目覚めるようにすれば良いのです。

目覚まし時計は、睡眠の1単位である90分の倍数、例えば6時間後、7時間半後というようにセットするようにします。

 

うつぶせ寝に要注意

眠っている間は、無意識に顔を横に向けたり、うつぶせになる癖がある人は要注意です。私たちの頭の重さは、平均約5キロ。一説にはうつぶせで眠ると、頭の重みに体の重みが加わり、10センチ平方のあごに約9キロもの重みがかかるそうです。

歯列矯正で1本の歯に加わる圧力は約20~70グラム。そのため、長い間うつぶせ寝を続けると、歯に大きな圧力が加わることになり、歯並びがずれてしまうこともあるのです。

また同じ側をずっと下にして眠る癖がある場合も、体のゆがみが生じやすくなるため、眠る時はのびのびした姿勢で仰向けに眠る癖をつけることが大切です。

 

いい昼寝、悪い昼寝

眠りのリズムには、夜になると眠くなる一日の周期のほかに、午後2時頃に強い眠気がくる半日周期もあります。昼食後から午後3時までの時間帯に30分程度の規則正しい昼寝をすれば、夜の眠りにひびくことなく、午後すっきりと過ごすことができます。

それ以上眠ると、レム睡眠よりも深い眠りで起こされるので、疲労感が残ることがあります。また、夕食後の居眠りも、その後に目が覚めてしまい、眠りのリズムを乱してしまうので注意が必要です。