「チョコレートで心疾患の予防」

今日は、チョコレートを食べると血小板が血液凝固を起こしにくくなり、心疾患にかかりにくくなるという話題をお送りします。

 

研究では、若年性冠動脈性心疾患(CHD)の家族歴があり、かつチョコレート好きな139人について、血小板が凝集するのに必要な時間を調べ、チョコレートを食べて

いない対照群と比較しました。ちなみにこれらの人は、運動、喫煙、その他血小板の活性に影響を及ぼすものを避けた生活をしてもらったそうです。

 

その結果、チョコレートを食べた群では血液凝固までの時間が平均130秒であったのに対して、対照群では約123秒で、明らかに血液凝固作用が低下していることがわ

かりました。また、血小板活性により生じる老廃物を調べた検査でも、チョコレート摂取群の尿にはこの物質の量が低くなっており、血小板の活性が低下している事が明らかになりました。

 

これらの結果から、チョコレートを食べると血液凝固作用が弱くなって、心疾患が生じにくくなると期待されるわけです。そして、チョコレートも大量に食べる必要はなく、食べてから12時間程度はその効果を期待できるということです。

ちなみに、チョコレートにはフラボノイドと呼ばれる抗酸化物質が豊富に含まれており、これが効果の源のようです。

 

しかし、チョコレートには砂糖や脂肪分が大量に含まれている製品もありますので、できるだけ高品質のものを摂るのがよさそうです。

 

参考:ハセ博士のヘルシー情報最前線(460)